コミケット参加スタイルの変遷

私がコミケットスタッフしてたのはコミケット29からコミケット40ぐらいまででした。主に高橋留美子ブロックを担当してました。

当時の高橋留美子ブロックは、いわゆる「男性向けの日」に割り当てられておりました。ファンの9割が男性だったと言っても過言じゃないです。今のファンたちには想像も出来ないんじゃないかな。

やがて、『犬夜叉』の時代になりました。女性ファン比率も増え、高橋留美子作品関連は「女性向けの日」に割り当てられるようになりました。コスプレも増えています。

スタッフを引退した後はせいぜい顔出し&オフ会ぐらいしかしてないですね。

コミケットに限らず同人誌即売会の性質もかなり変わってきたように思います。もともと何かの表現を発表する数少ない場でした。それが簡易印刷やWWW普及などにより、表現は必ずしも同人誌即売会で発表しなくてもよくなりました。むしろ、同好の仲間らに会うために参加し、居場所たるブースを確保するために同人誌を作ってる人も多いです。いうなれば、表現したから参加するスタイルから参加するために表現するスタイルへと変遷しています。それが証拠に締め切りに追われる人の何と多いことか。

この変遷は良い悪いの問題ではないと思います。ただ、認識しておくべきことに過ぎません。過去の人は現在を認識し、現在の人は過去を認識しておくべきだと思います。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )