るーみっく検索エンジン

1999年10月19日。Yahoo Japan で「ルーミック」を検索したら48件がヒットした。同様に「るーみっく」では2件。「うる星やつら(うる星)」では8(8)件、「めぞん一刻(めぞん)」では11(35)件、「らんま1/2(らんま)」では3(33)件、「犬夜叉」では5件。当時の検索エンジンの性能は現在と比べるべくもないが、それでもこれらの数字は当時の実態を表していたように思う。ファンサイトの数はまだまだ少なかったのだ。そんなこともあり、いくつかのるーみっく専用の検索エンジンが作られた。それらの中でも有名なのが、Kotachanさんの[ぴよナビ]と、早雲庵さんの[るみナビ]だ。

ぴよナビは自動登録制を採用したものの、早々に開店休業状態になってしまった。

一方、るみナビは管理人の手動登録制を採用していた。しかし、1年ほど前から(恐らくは管理人多忙の為に)新規登録作業が停滞したままになっている。アニメ『犬夜叉』によるファンサイト急増が登録作業を飽和させたのだ。管理人が登録申請サイトを閲覧しコメントを付記した上でデータベースに登録するのだから無理もあるまい。るーみっくに関係が薄いサイトなどを外したり、どれもこれも似たような内容のサイトにコメントするのは、とても苦労することだろうと思う。現在では停滞の対策として、予備選考制度の導入が検討されている。

ところで、一般の検索エンジンの性能が劇的に向上した現在に、「るーみっく検索エンジン」の存在意義はどこにあるのだろう?。単純に、定番サイトを探したり、調べ物をするだけならば、一般の検索エンジンを使えば十分だ。

現在におけるるーみっく検索エンジンの存在意義は、一般の検索エンジンを補完する役割にあると思う。具体的には、巡回ロボットが訪れないような発展途上のサイトを検索すること、ユニークなコンテンツを含むサイトを検索すること、特定のハンドルからサイトを検索すること、ファンサイトをジャンルで分類分けすること、そして、サイトの格付け、などだ。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )