ヘロインウェア 20020417

昨今のネットゲームの中には中毒性が非常に高いものがあり、それらはヘロインウェアと呼ばれている。ヴァーチャルなせ貝に没頭することはとても楽しいことであるが、その為に生活が犠牲になってしまうのだ。もちろん、悪い面ばかりでもない。例えばヴァーチャルな交流は人間関係の模擬演習にもなる。

さて、趣味に没頭し生活に支障をきたすという点では、それが致命的なレベルに達することはあまりありえないものの、高橋留美子作品やそのファン活動も似たようなものだ。

しかし、もし致命的な中毒性を持つものが出現したらどうなるだろうか?。具体的には、より高度化したオンラインコンテンツにその可能性がある。ただでさえ、チャット(いわゆるなりきりチャットを含む)はヴァーチャルな世界である。趣味にはまり込み、活動することに強迫観念を抱くようになれば、それは十分に中毒状態だ。症状としては、趣味をやめることができなくなり、周囲の人との関わりを避けるようになったり、不衛生になったり、睡眠障害が出てきたりする。

いつもいつもくどくどと言っていることを繰り返そう。趣味は生活を豊かにするのに役立つことがある。しかし、趣味の為に生活を犠牲にしてはならない。誰も、貴方に趣味を続けること強制などしていない。もしいるとすれば、それは貴方自身である。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )