ファンサイトに広告 20010525

もしファンサイトに広告を掲載するのがダメとするならば、その理由としては「著作物提示において(名目の如何を問わず)対価を受け取ってはいけない」や「営利目的のファン活動は感情的反発を招きやすい」があげられるだろう。

著作権法において非営利なら構わないのは、営利を目的としない上演等の場合(第38条)等であり、その他の著作物使用には必ずしも適用されるものではない(ちなみに、法律で認められた著作物利用の中には営利目的であるか否かを問わないものもある)。あえて言えば、非営利目的を謳うことは免罪符でもなんでもなく、著作権者や非営利なら構わないと誤解している周囲の感情的反発を防ぐ効果を持つだけなのだ。

ところで、著作物提示そのものの対価の場合を別にしても、営利目的を伴うファン活動は必ずしも否定されるものでもない。

例えば、無料ホームページを利用する者は、本来支払うべき費用を広告掲載によって免除されるという経済的利益を得ているわけだ。これが非難されたという話は聞いたことが無い。サイトに広告を掲載する場合も基本的には同様だと思う。

もしこのことが感情的に納得できないならば、「ファンサイトに広告を載せる場合」と「もともと広告を載せていた個人サイトにるーみっくコンテンツを載せる場合」との差異を考えれば分かりやすいかな?

類題?

同人誌や即売会パンフにおける広告や頒布価格。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )