顔の見えない交流 20010502

現在のオンライン交流(チャットなど)では、心理的な匿名性が高まるため、ストレートすぎる発言や攻撃的な発言が通常の対面会話よりもずっと多くなる。これは、実際にアメリカの心理学者(名前は失念)によって確かめられたことでもある。

しかしながら、オンライン交流は今後も更に普及し、ますます一般化してくるだろう。

もし単純にリスクを避けたいのであれば、もともと顔見知りだった相手とはオンライン上では過剰に交流しない方がいいのかも知れないし、顔見知りでない相手とは「顔の見えない交流とはこういうものだ」と割り切って交流したほうがいいのかも知れない(苦笑)。

もちろん私は、ネット社会は一般社会の部分集合に過ぎないという持論に基づき、メリット&デメリットを計算した上で行動しているよ。

追記

数年後ないし十数年後の社会におけるネットワークの普及レベルを予想すると、オンラインとかオフラインとを分けて考えることの意味は薄れているだろう(あまりにも当たり前になっているに違いない!)。マナーはともかく、本名とハンドルネームとの人格を一致させるのが普通になるだろう。あたかも、手紙では本名を用いるのが普通であるが如く、ペンネーム使用は全体から見れば少数であるが如く。

要するに、顔の見えない交流は当たり前になっているわけだ。それまでに、事実上の標準たるマナーが確立されていることを望む。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )