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初期値と漸減率

少年「 僕たちみんな、ずっと『犬夜叉』を好きでいられるかな? 」
新井「 さぁ、君達次第だな 」。
少年「 だって、『うる星』世代の人達はみんなファンを続けているよ 」。

 1980年代前半におけるルーミックファンの数は、アニメブームと重なっていたこともあり、現在とは桁違いに多かったと言える。当時はゲーム機も普及しておらず、もちろんインターネットも普及していない。その中で10%台の視聴率を稼いでいた『うる星』がどれだけすごいのか想像できるだろうか?。中学や高校のクラスの中にはいくつかのグループがあるものだが少なくともそのうちの一つは毎週『うる星』に言及していた程度、と言っても過言ではないだろう。
 当時のファンが誰でも、ずっとファンを続けているわけではない。大多数はとっくに引退しているのだ。多くは『うる星』のことを忘れてすらいるだろう。実際に、当時の私も多くの知人(しかも熱心なファンが多い)を得たが今でもファンをやっているのはごくごく一部に過ぎないのだ。
 当時のファンの母集団が非常に大きいので当然に、今でもファンをやっている人たちの数も多い(しかも熱心な人ばかり残る)。だから、当時のファン数を知らない若いファンから見れば「昔のファンたちはみんな今でも続いている」というように見えるのかも知れない。十数年後までずっと『犬夜叉』ファンを続けている人がどれだけいるだろうか?。

新井さとし (arai@rumic.gr.jp)