るーみっく上映会

前回までのあらすじ

るーみっく上映会実行委員長こたちゃんの大英断と彼を支える実行委員らの決死の努力が、るーみっく上映会を現実のものとした。様々なトラブルを知恵と勇気とチームワークで乗り越え、いよいよ上映会前日を迎える彼らの胸中は如何に。委員一同は明日を無事に迎えることができるのか?。そして、関東地方に迫る雨雲の行方は?!

頑張れ、こたちゃん!。頑張れ、僕等の実行委員会!

新井宅での前夜祭(19980502)

もともとは宿泊施設提供目的だったのだが、いつの間に「前夜祭」になったのだろうか?。最初に「前夜祭」と言い出したのは誰だ(^-^)?。ともあれ、多くのファンが集えば自動的に盛り上がる。参加者(敬称略)は、土屋稔、ろっぢ、わい、shmz、磯野圭作、三浦%店長、もみやま、あらっと、武重寅之介、KEN、新井さとし。更に電話で、西垣雅巳、小鍋浩一、Wizard.W、毛利、響あかりらが声を寄せてくれた。

前夜祭は、御神体の拝観からはじまった。床の間に飾ってあるラムちゃんセル画(超大判)に向かってお参りする参加者たち。続いて自己紹介。「ああ、あなたが誰々さんですか、いつもネット上ではお世話になっています」。オンライン交流がデフォールトゆえの面白さよ。おみやげ類のいくつかは上映委員会の方へまわさせて頂くことにした。

そして、ビデオ鑑賞(BD,らんま#001、いずれも英語版)しながら食事会。献立のテーマは梅!。帆立貝と春野菜のクリームシチュー、梅しそスパ、うめしそドリンク、その他ソフトドリンクやお菓子が多数。もちろん梅干しも。遅くなってから到着する人達も加わり盛り上がる。グッズ鑑賞会、ゲーム会(賞品はうる星の原画や動画)。帰宅組は戻り、睡眠組は床に付く。武重委員らは上映会パンフを折り込みしながらOYについて語る。そして就寝。

サンパール荒川へ進路をとれっ

ボンボン時計の鐘の音で5時起床。6時出発。車中ではもちろんルーミック音楽。7時にサンパール荒川前に到着。手配してあった駐車場の確認をする。早すぎたのでデニーズ西日暮里店で朝食(7名で\5743円)を摂る。8時25分に会場前に再到達。この時点で数人が集まっていた。昔からの習慣でこういう人達と話すのが好きな私はさっそく声を掛けてみた。最初の一般客は 足立区の中学生の飯田くん。7時半に会場到着とのことだ。アニメ雑誌でこの上映会を知ったという。知人らも到着し忙しい中で歓談。

委員入場、準備開始

9時に委員は入場し準備にあたる。武重委員の作成した委員会バッチを装着する。簡単な打ち合わせの後に、それぞれ持ち場に移動。私は受け付け周辺を巡回し一般参加者との応対にあたる。

ひとりごと…開場時刻を待ちながら

この上映会は現在の日本国内のファンの力だけでどんなことが出来るのかの試金石の一つだと考えています。そして、多くのルーミックファンが自己の存在を示す場になればいいなと考えています。

「今でも こんなにファンがいるんだぞ!」って。

そろそろ始まったかな

私は上映ホールにはほとんど入らず受け付けで応対に追われていた。受付担当のローテイトは予めしっかりと決められており、寄贈品やカンパの展示&管理も良かったと思います。パンフ配布もスムースに行われていたようだ。入場時刻はほぼ定刻通りであり、これは高く評価できるだろう。ただ、受け付けのデコレーションはやや寂しかったように思います。

入場者の波も一段落。個人的な旧友たちへの応対の合間に、楽屋や通路などを巡回する。受け付けへ戻っては来客応対におわれる。ちなみに私は黒スーツ姿でした。覚えててくれた人います?

パンフレット

パンフは一冊あたり50円をかけただけありクオリティはかなり高いと思います。

上映会演目は以下の通り

9:30 開場
9:40 開演
9:50 [らんま]
   ・中国から来たあいつ、ちょっとヘン
   ・良牙の体質改善石鹸
   ・私ってきれい?乱馬女宣言
   ・右京のスカート大作戦
11:30 5分間休憩
11:35 [うる星やつら]
   ・さよならの季節
   ・まる秘作戦 女湯をのぞけ!
12:25 5分間休憩
12:30 ・ダーリンのやさしさが好きだっちゃ・・
12:55 5分間休憩
13:00 ・ビューティフルドリーマー
14:40 5分間休憩 14:45 [めぞん一刻]
   ・あぶない仮装大会!!響子も過激に大変身(一刻館の昼と夜)
   ・消えた惣一郎!?思い出は焼き鳥の香り(ふりむいた惣一郎)
   ・八神の挑戦!未亡人なんかに負けないわ(弱虫)
   ・この愛ある限り!一刻館は永遠に・・・(桜の下で)
16:30 飛び入りじゃんけん大会

ちょっとした出来事

受け付けをやっていて、ひときわ垢抜けた白緑の服装の女性が来たので、ずいぶんとおしゃれな人が来たもんだなと思った。姫さんだった。なんか納得。こんな感じで初めて顔をあわせるネット上の人達。なんか面白い。

休憩時間のBGM

なんか懐かしい。家で聞くのとは明らかに雰囲気が違う。ああ、イベントの雰囲気だ。満足。

ちょっとした出来事

BD上映中の頃だったか、受付に向かい走って来る中学生ぐらいの女の子の姿を確認。「上映会会場はこちらですか」と息を切らせている。「はい、そうですよ」とパンフを渡す。彼女は受け取るやいなやホールへと再び走りだした。なんのことも無い風景だが、大いに感動した。自分たちにもあんな頃があったなと、藤原くんと共にしみじみ語り合った。

楽屋にて

委員長みずから上映機械の操作にあたっているらしい。まあ、上映中は委員へ指揮することもほとんどないけど、ある程度の責任者が楽屋にいた方がいいだろう。それから楽屋と受付との間にホットライン(無線でもPHSでも)があるともっと良かったですね。

祝電の披露

「上映会の開催を 心よりお祝い申し上げます 企画・立案から、この日に至る諸準備まで きょうまでの間には、様々なご労苦が あったことと察します その困難を経て、開催のプログラムが スタートすることは、ファンの一人として とてもうれしく思います この上映会が、あらたなファンの開拓と たくさんのる〜みっく愛好者の交流ができる 集いになるであろうことを確信して  成功裡に終えられることをお祈りいたします May.3.1998 WIZARD.FORCE代表幹事 WIZARD.W」

上映会が終了して

退場時はいくらか混乱していたようで、制限時間ぎりぎりまで掛かっていたようです。まあ自明のことだが参加者みんながすぐ帰宅するわけではない。多くは会場前で知人と雑談する。とくに今回のような初オフ会的要素がある場合はなおさらだ。昔の習性で、その場にいる数十人らをみんな集めて三本締めを行う。

るーみっく上映会後の打ち上げ1

三本締めの場にいた人達のうち32人が打ち上げに参加を希望した。幹事である響さんらは当初からの予定である「てんこ森」にその大人数が入ることを確認した。参加者は、あらっとさんの車(7人)と細貝諭くんの車(4人)と電車組との3つに別れ、打ち上げ会場に向かう。思えば十数年の昔よりお好み焼き屋はイベント打ち上げの定番であった。なんとなく懐かしい気分である。

電車組が先着し、車組がそれに続いた。注文はスムースに行われ全員が90分1980円の食い放題(1飲料つき)コースに挑むこととなった。

かってO島(仮名)記者は「お好み焼きを焼くにもポリシーがある」と言った。それを証明するかのように各テーブルでは凄惨な光景となっていたのである。

例えば、毛利さんを鉄板奉行とするテーブルは、奉行自らが「どんどん言わなけりゃ忘れられる」とばかりにウェイトレスを矢のように召喚する。毛利「おねぇさん、飲み物まだです」。私を奉行とするテーブルでは「食い放題では次の皿を注文するのではなく次の次を注文しておくのだ」と計画経済に走る。おかげで我らのテーブルには物資の山ができていた。そして、あるテーブルからは「食え〜!、力の限り食え〜!、根性を見せてみろぉ〜!」という叫びが聞こえる。油がギトギトとしたヤキソバを平らげる者の姿もあった。

途中で、写真撮影が行われた。中村大さんや毛利さんがカメラを構える。あらっとさんの天井カメラが諸兄の姿を捉える。

私の記録が確かなら参加者(敬称略)は以下の通り。あらっと、KEN、綾波しょうこ、井澤健之、磯野圭作、ろっぢ、Shmz、こたちゃん、こたちゃんの助手、こたちゃんの弟子、武重寅之介、藤原 雄、とおし英二、NASKA、七尾葉介、中村 大、中路大輔、響あかり、姫、毛利、三浦%店長、もみやま、倭夷、坂本和雄、五十鈴政幸、細貝 諭、猪俣元輔、新井さとし、その他数名(未確認)。

ゴングが鳴ってから既に1時間以上が経過した。各テーブルの間で余剰物資の貿易が行われている。その中で異様な光景があった。武重寅之介さんの無限とも思える胃袋が各テーブルからの輸入品を飽くことなく受け入れていたのだ。「まあ健啖家でいらっしゃる」。

そして、戦いは終わった。つわものどもがゆめのあと。一本締め。

るーみっく上映会後の打ち上げ2

19時過ぎ。一本締めの後、有志16人がカラオケ屋で2次会を開催。すぐ目の前の「ぱせら御徒町店」に向かう。あらっとさんと武重さんが駐車場の車から荷物を取ってくるとのことで、新井の名前で部屋をとることをもって目印とすることにした。ところが御徒町店は既に満室であり、一行は「ぱせら上野店(03-3837-1400)」へと集団疎開することになった。

あらっとさん&武重さんを待つために、御徒町店前に私が残 ることになった。倭夷さんも共に残ってくれたので退屈しないですんだ。私は心の底から倭夷さんにお礼を言おう。一方、しばらく待てども2人は戻って来ない。いつのまにか小雨がぱらつきだす。

しばらくしてやっと2人が戻ってきた。4人で「ぱせら上野店」へと向かう。受け付けで聞くと大集団は617号のスペシャルルームにいるとのこと。どれどれ、みんな盛り上がっているかな?

扉を開けるとそこは、ルーミックの世界!。こんなこともあろうかと、ひそかに用意してあった赤い指揮灯をポケットから取り出して、往年のコール掛けを舞う。すぐには思い出せなかったものの、それでも昔とった杵柄、おおよその動作は体が憶えている!。ああ、いつかは借りるぞ我が青春の日本青年館!(この意味を共感できるのは藤原さんだけか?)。ともあれ、部屋の端に開いている席があったのでそこに座る。

参加者は、新井さとし,倭夷,藤原 雄,姫,武重寅之介,あらっと,ろっぢ,三浦%店長,響あかり,Shmz,綾波しょうこ,もみやま,細貝 諭,猪俣元輔,磯野圭作,他1名。

ルーミックを唄い尽くした頃、綾波さんが体の不調を訴えた。いち早くそれに気づいたShmzさんらが、女性陣に介抱を依頼。

22時30分。「じゃあ、そろそろお開きにしようか」と私は事務手続に専念。費用は合計53980円(各自2500円+飲食分)なり。

るーみっく上映会から帰宅

上野を出発したのは深夜24時をまわった頃だった。全6人を乗せたホンダステップワゴン「あらっと号」は一路横浜を目指す。雑談しながら車は南西へ夜の道をひた走る。25時過ぎ、響さん宅付近で彼女を降ろす。更に車は姫さん宅へ向かう。こどもの国の脇を通過するときに地域ネタで盛り上がる。25時半に姫さんを送り届ける。その後は溝の口経由で新井宅に向かう。

26時過ぎ、新井宅に到着。あらっとさんとろっぢさんはすぐに眠ったように死んで…もとい、死んだように眠りについた。武重寅之介さんと私は、金銭勘定などや物資確認などの処理の後に床についた。なお、委員会に寄贈された飲料等は新井が換金してカンパに算入することとした。カンパ総額は結局13万近い。

4日朝は7時30分起床。ぼんぼん時計が鳴り響く。ガスト(北加瀬店)へ向かい朝食をとる。ちなみにガストのディレクTVのポップには「らんま」の絵が使われている。その後、新川崎駅でろっぢさんを降ろし、新井宅付近で新井を投下。そのまま、あらっとさんは武重さんを送る。なお、ガス代としてあらっとさんには、3日4日の朝食代金及び新井コレクションより高橋留美子コレクションカード1箱300枚が贈呈されているので、心配しないように。

9時30分に帰宅。西垣雅巳さんやWizard.Wさんに経過を報告する。

10時10分、おやすみなさい。

委員会顧問として一言

クラシック音楽は時代を越えて今なお新しいファンを生み、彼らはそれを共通項として語り合うことができます。同様に、ルーミック作品も世代を越える共通項となりえると私は考えています。そして、年齢も性別も地域も社会的地位も異なる多くのファンが同じものを同じ言葉で語り合うことは、現代の日本社会が失いつつある世代間の交流を補完する意義をも持つものです。

5月3日の『ルーミック上映会』は、ファンが互いに直接に顔をあわせる機会がほとんどない現在にあって、大いに貴重な催しでありました。ファン自らが、しかも新しい世代の若いファンらがそれを主催し成功させたことは実に素晴らしいことです。ファンの歴史の一頁を飾るのにふさわしい出来事と言えましょう。

小さな失敗もよい経験値になるだろうと放任主義な委員会顧問ではありましたが、上映会を最もグローバルな視点で見守ることができました。今回の上映会は現代においてファンの力だけでここまでやれることを広く示しましたが、まだまだ改善&学習すべき点は確かに少なくありません。しかし、経験値を積んだ委員諸兄らによる続く第2第3の催しはよりスムースに企画され、より充実したものとなるでしょう。

今後のよりすばらしい催しに期待するという意味を込めて総合評価は「良」を与えたい。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )