うる星やつら10周年記念みんなあついぞ!夏祭inぶどうかん。

概略

通称
「武道館イベント」
内容
コンサート、「いつだってマイダーリン」上映。
ゲスト
平野文、古川登志夫、古本新之輔、小原乃梨子、神谷明、小宮和枝、島津冴子、杉山佳寿子、永井一郎、田中真弓、千葉繁、三田ゆう子、日高のり子、山口勝平、UL−SAYS、樹本彩華、小林泉美、さとみ&ファイヤークラッカーズ、詩織、瀬戸口さゆり、成清加奈子、ヘレン笹野、松下丸子、松谷祐子、松永夏代子、安西史孝、西村知美、落合茂一。
公演
  • 1991年08月18日(日)#1回:東京:日本武道館

レポート

出演者略称一覧

日高のり子
山口勝平
日高のり子、山口勝平 両司会者
小林泉美(愛称ミミ)
安西史孝
さとみ&ファイヤークラッカーズ
千葉繁
田中真弓
三田ゆう子
小宮和枝
杉山佳寿子
永井一郎
神谷明
島津冴子
古本新ノ輔
平野文
古川登志夫
落合茂一プロデューサー
西
西村知美
小原乃梨子
成清加奈子
松永夏代子
会場
このページの持ち主、新井さとし

オープニング

友引高校の鐘の音が響きわたる。照明が落とされ、静寂な宇宙を思わせるような空間が拡がってゆく。オープニング音楽が静かに流れ始める。全体を包み込む幻想的なシンフォニー。スポットライトを浴びたUFOが、七色の光を反射させながら武道館を埋め尽くした八千人の観客の上を優雅に旋回する。

シンフォニーはいつしか『うる星』メロディーとなって、波立ち、うねり、やがて大河のごとく悠然とクライマックスを迎え、堂々と完結する。直後に1発のドラムが鳴り響く。スポットライトがステージ正面に据えられた『うる星やつら10周年記念』の大文字をなめまわす。

ステージが赤色光のカクテルで満たされ、「さとみ&ファイヤークラッカーズ」が登場した。

♪STARS ON(さとみ&ファイヤークラッカーズ)

 

懐かしいバックナンバーに彩られたメドレーと元気いっぱいのダンスに、会場全体から拍手と歓声が沸き起こる。

数分前までの静寂がうそのようだ。会場も合唱する。歌が終わると「さとみ&ファイヤークラッカーズ」は一旦退場。

やがて進行役の日高のり子さん、山口勝平さんが現れ、センターへ。

の:皆さんこんにちは〜!

(大変な拍手が沸き起こる)

勝:すご〜い!

の:すご〜いですね〜。もう本当に武道館にいっぱいの人!

勝:そうですねえ。

の:皆さんお待たせしました。皆さんお待ちかねの、『うる星やつら』10周年記念イベント、みんな熱いぞ夏祭りin武道館!

勝:いよいよ始まりましたね。はい!

の:皆さんもうおわかりのことと思いますが、きょうはもう本っ当にたくさんのゲストの方がいらしてくださったんです。

勝:なんかきょうは上がってます。

の:今日は勝平と一緒にやるのって、日高とっても不安〜。

の:ははっ、じゃあ、いきましょう!

勝:はい、ではまずですね、あの〜オープニングを飾っていただきました、ミミちゃんこと小林泉美さんと安西さん、それから今の「さとみ&ファイヤークラッカーズ」の皆さんです、はい、どうぞおー。

の:皆さんどうぞー。

[口笛と拍手とともに登場]

の:えっとですね、この日のために、安西さんとそしてミミさんがですね、特別にオープニング曲を作って下さいましたけど、あの曲というのはどんなイメージで作られたんですか。

ミ:宇宙船が遠くから飛んできて、えーここへ、武道館に今日の日のためにやってくる、っていう設定です。

の:[うなずきながら]へえ〜、なるほど、あのミミさんはね、ラムのラヴソングとか、いろいろたくさんのうる星やつらの曲を作っていらっしゃるんですけども、あのラムのラヴソングというのは、これまた、どういう雰囲気でいこっかな、っていうことで作られたんですか?

ミ:もうかなり前になりますけど、少年サンデーに連載されていた頃からとてもファンで、であの、音楽を頼まれた時にすぐイメージが浮かんで1日で3曲作ったんです。

の:へえ〜〜〜〜〜[声なき声を出す]

ミ:それで、最初がオープニング・テーマで、次がエンディング・テーマで、あと1曲と、3曲全部気に入りまして…

の:すっごいですねえ!1日に3曲ぅ〜。

勝:1日に3曲。え、それから、うる星やつらとはもうきっても切れない安西さんですね!

の:安西さんは、あのー本編のBGMとか、あと主題歌のアレンジなんかも担当なさってるんですよね。

安:そうですね。楽しくやらせていただいたんですが。

勝:でもーやっぱ、当時はアニメーションのBGMとしてはホントになんか新鮮だったということですけれども。

安:そうですね、あの、いわゆるアニメーションっていうイメージのBGMがそのころは主流で、全部シンセサイザーでやっちゃうってのはなかったと思うんです。で、随分反対もあったみたいなんですけれど[笑]、強行突破したら、結構うけちゃったという…

の:なんかあの、そのコンピューターサウンドというのは、当時日本にはなかった機材を使って、ということなんですけれどもその機材はどこから、入手されたんですか?

安:それはね、ミミちゃんが、え、どこからか買ってきたんだっけ?

ミ:ロス・アンジェルスでリン・ドラムというのを買って来ましてね、当時170万しましたけれども。え、日本で初めて「ラムのラブソング」で使わせていただきました。

 (歓声と拍手)

司:へえ〜〜、ね〜〜、すごいですねえ〜〜!!

の:でもあの、当時のそのアニメーションの殻を破ろうと思って意識して作られたわけですか?

安:[すこし照れて]そういったことはないですけどね。でもやっぱりこう、あの、よーし、やってやろうって意気込みでやったんですけれども。ぼくもやっぱ、うる星やつら、すごく好きで、

 (観客の声援)

安:[笑いながらファンに対して]ありがとう!で、この仕事を引き受けさせてもらって良かったという感じなんですけれども。

の:なんかミミさんは楽しんで音楽で思いっきり『うる星』を遊んだっていう感じなんですね。

ミ:久しぶりのレコーディングでやっぱり楽しかったですね。

の:えーと、お2人にはですね、このイベントをしめくくるエンディングの中ででもですね、ナマで演奏していただきますのでぜひ皆さん楽しみにしていて下さいね!

 (歓声と拍手)

の:はい、それでは、今度はですね、オープニングを飾って頑張って歌ってくれました、ね、ファイヤー・クラッカーズの5人組におうかがいしたいとおもうんですけど、皆さんは、このうる星やつらが始まった10年前とというのは、いくつでした?

フ:[端の1人が]え〜と私はあの、8歳だったんですけど、[メンバーの1人の方を向いて]むこうのグレ−スは…

の:うん。

フ:なんと3歳だったんです。

の:[思わず大声で]えええ〜〜!!

勝:3歳!!

の:ということは、この5人の中でグレースさんが一番若い!!

の:じゃあ、『うる星やつら』、は見たことありますか?

フ:[メンバーのグレースが]はい、よくよく見てました。[笑]

の:[笑いながら]、[今度は別のメンバーに]ね、今オープニングで歌った歌は歌詞が長いって思うんですけど覚えるの、大丈夫だった?

フ:[その1人が]はい、ころころころころ歌詞とか、その〜全然違う歌が出てきちゃうんで、わりと覚えるのに苦労しました。

の:[また別の1人に]でも歌ってて楽しいですか?

フ:[その1人が]楽しいです。

の:[別のl人に]今日はたくさんの方の声援受けていかがですか?

フ:[その1人が]やっぱりうれしいですねえ。

の:はい、どうもありがとうございましたけれども、これを機にまたどうぞお目にかかりたいと思います、ありがとうございましたあ〜。

 (歓声と拍手)

ゲスト登場

[うぃーん、という音とともにステージ後方のドアが開きUFOがおごそかに登場]

勝:ん? あれ、この、日高さん、これ…

の:そうなんです! ここでね、その登場です!!

勝:いよいよ!

の:えー、ラムちゃんの宇宙船に乗ってやってきてくれました! 大きな拍手でお迎えくださーい!!

 (歓声、口笛、拍手の嵐!!)

[日高さんと山口さん退場]

[ステージの真上の大画面モニターにメガネと竜之介が登場したかと思うと、UFOの入り口から、千葉繁さんと田中真弓さん登場]

ち:皆さん、こ〜んにちわあ!!、メガネ役の千葉繁で〜す!

(拍手と歓声、やはり大人気である)

た:竜之介の田中真弓です! こんにちわ〜! (拍手と歓声)

ち:すごいですね〜〜!! あんなところまで!(と、客席の上方を指さす)

た:いや〜ノってますねえ!! なんかもう10年も経ったそうで!

(再び歓声と拍手)

ち:[ファンに応えて]どーも〜〜〜〜〜〜〜〜!

た:[手をふりつつ同様に]おお〜〜〜〜〜〜〜い!!

ち:10年あっという間ですねー。

た:年とるはずですねえ。

ち:ところで、田中さん!

た:はい、何でしょう。

ち:あの〜10年前って、何歳だったんですか?[笑]

た:10年前はねえ、もう、かれこれ〜、ね、忘れましたけれどもね[笑]

ち:え〜、あたしはねえ、あの、10年間というものをね、ラム親衛隊最高幹部議長としてです、あたしあの、吠えまくってましたからねえ。

た:そうですねえ。

ち:えー、普段、んーなんか、ね、あの〜だいたい、なんかこうあの、似たような役を、結構吠える役をやってましたけどねえ。

た:そうですねえ。ほとんど吠えてましたよねえ。

ち:ねえ、ほとんど吠えまくってましたよねえ。

た:いやあ、あたしこの役いただいた時は、オンナの役だってんで、喜んでいったんですけど、そしたら、オレは女だって、言わなきゃわかんんない女だったんですねえ。驚きましたね!

ち:とんでもないですねえ。いや〜僕もあの〜、だいたいあの、血管ぶちきれそうな感じのね、シチュエーションばっかりだったんですが、あのー、というかねえ屋根の上に登ってねえ、雄たけび上げたりねえ、暗い4畳半の部屋でね、プロテクトギアを作ったりね、いろんなことありましたよ。ね、何かセーラー服着て校内走り回ったり、思い起こせば、いろいろありましたけども…

(雄たけびと拍手)

た:あのー、いろいろしゃべってるようですけども。

ち:はい?

た:…一生しゃべってて下さい![と、いいつつステージの袖に走って田中さん退場]

ち:はい、一生しゃべってませう。え〜,[メガネの声に変身して]ちょ、ちょっと待って、竜ちゃあ〜〜〜ん!![田中さんを追うようにして退場]

[モニターに弁天とランが浮かび上がる]

[弁天の声だけがこだまする]どーけどけどけどけどけどけどけえ!!!

[ここで、三田ゆう子さんと小宮和枝さん登場]

(歓声と拍手)

み:こんにちはー、みなさーん!

こ:どうもー、小宮和枝でーす!

み:こんにちは、弁天の三田ゆう子でーす。(拍手と掛け声のすさまじいまでの攻撃)

こ:すごい人数ですねえ。

み:なんか上がっちゃいますね。

み:[ファンに応えて]あっ、どうもありがとうございます。

み:えーっとねえ、あのー弁天というキャラクターはね、あのーあたし、はじめて、こういうスケ番っぽい、っていうかね、あの〜…

こ:[目をむいて]はじめてですか?

み:初めてですよ![笑] そ、そういうキャラクターにめぐりあったんですけどね、いやーもう大好きで。で〜皆さんからいただくファンレターの中でもね、いちばん弁天のファンの方が多いみたいで、よく応援していただいてるんですけどねえ。

こ:かっこいいもんねえ。

み:ねえ。わたしもね、こう〜あこがれっていうか、自分じゃないなあって思うんだけど、和枝さんの場合はねえ[笑]、いいんですねえ[笑]。

こ:何がですか[笑]。ちょっと言い過ぎじゃあないですか[笑]。

こ:あの、あたしのランちゃんは、皆さんご存じだと思いますけどねえ、ホントにカット変わりで、ころっころっころっころっ、手のひらころっころっかえてますからねえ。

み:それって、地でしょう?

こ:地じゃないのと! だからね、やっぱり、たとえば、[ランの声で]ランちゃんしあわせ!(歓声と拍手)っていうのと、それからもひとつ、カット変わりで、もう[ランの声で]おんどりゃああああああああっっっっ!!!!!っていうのと、(歓声と拍手)もうそれこそ〜、一瞬にしておなかで息をグッとすわなきゃいけない。やっぱね〜だてや酔狂で舞台で芝居やってませんから[笑]

(拍手、拍手)

み:そういえばね、ランちゃんと、弁天と、おユキさんと、この3人でね、結構面白いキャラクターでしたよね。いつも3人でねえ。

こ:そうだね、そうですよねえ、3人娘とか呼ばれてましたもんねえ[笑]。

こ:ね、ね、ね、ね、そういえば、おユキさんは?

み:えっ? あたし知らない。当然ランちゃん知ってるでしょ?

こ:やっだあ、またどこかに隠れたまま、また怒ってんじゃないの? おユキちゃん怒るとさあ、ぞお〜〜〜〜〜っとするほど怖いからね。[ランの声にかわって]わしゃ知らんど![逃げるように小宮さん退場]

み:わしゃ知らんど、って、[弁天に変身]ちょっと責任押しつけるなよなあ、ラン!

[小宮さんを追って三田さんもステージから去る]

[モニターにテンとチェリーの顔]

 (永井さんの登場に驚きの歓声)

[やがて、ポク・ポク・ポク、というマヌケな木魚の音と、さだめじゃああああ、というチェリーの声と共に永井さんと杉山さんが登場]

(大歓声と拍手)

す:やっほー! テンの声をやってます杉山佳寿子です。

す:[テンの声で]みんなー、元気だったかー!?

(歓声と拍手)

す:1階のみんな、2階のみんな、アリーナの皆さん、御無沙汰してましたー! わいは、わいはずっとよい子や!

 (歓声)

永:[チェリーの声で]おぬしはうそつきじゃのう!

す:なんでやねん、なんでやねん。

永:[チェリーで]あー、チェリーの声をやっとります永井一郎でございます。

(歓声と拍手)

永:うわ〜、ものすごいね! いや〜 すごいね! あのー、さっき、あの、影でしゃっべった声は、第一回目のいちばん最初の僕のセリフだったと思います。う〜ん、なんか4番目ぐらいに出てきちゃって、早かったね。1回目から。

す:[ずっとテンの声で]わいはなあ、わいは2回目からやったと思うけど、わいの後に面堂さんとか、ランちゃんとか、おユキさんとか、弁天とか、いろいろその他もろもろエトセトラ…、出て来たから、もしかしたら…

永:あんたも先祖や。

す:だから、チェリーはご先祖さまや〜! ところで、ご先祖さま〜、この番組の印象を一言でどうぞ。

永:[チェリー]おぬしはどうじゃ。

す:わいは幼児やからわからん。(笑)

永:わしゃ年寄りじゃから忘れた。(笑)

す:そや、そや、今日は10周年のお祭りやってな。わいは、宿敵がおるんや! もう誰だかわかっとると思うけど。あたる〜! あたる〜! アホのあたる〜〜〜〜〜〜! わいは今日こそ決着つけたるで! あたるどこや! どこや! あたるのアホ! 殺したるで。

[といいつつステージ袖へ]

永:いくら戦っても決着はつかんわ。運命、さだめじゃ。

[イモは煮えたかな。といいつつポク・ポク・ポクという音と共に退場]

[古川氏登場かと思いきやスクリーンに面堂終太郎と三宅しのぶが現れる]

(大歓声)

[UFOより神谷明さんと島津冴子さん登場]

(黄色い声もかなりあるが、それにしても2人の声が聞き取れないくらい異様な程の盛り上がりである)

神:しのぶさん! しのぶさん! ここは我が面堂財閥の誇る大ホールです! きょうは僕のために八千人もの人が集まってくれました! こんにちわ〜〜〜! 面堂終太郎の神谷明で〜〜〜〜す!

冴:皆さん今日はようこそ! 三宅しのぶ役の島津冴子でーす!

神:皆さんっ!本当に10年間の長い間、この番組を応援してくれて、ありがとっっっ!!! (拍手と大歓声)

神:みんなのおかげで、こんなすばらしいイベントをもつことが出来ました! 今日は楽しいイベントにしますから、みんなも張り切って、楽しんでくれよっっっ!!!

(拍手と大歓声)

冴:でも面堂さん、10年間って、あっという間でしたよねえ。

神:そうですねえ。思い起こせば、一番最初の頃のセリフはこういうのがありました、[キザに]お嬢さん、肩にホコリが…。

神:ぼくは、このホコリになりたいっっ! こんなのありましたね〜(拍手)

冴:んま〜、そういうセリフにころっとマイってしまったのが、三宅しのぶだったのかもしれませんわねえ。(笑)

神:でも、しのぶちゃん。

冴:はい?

神:随分あなたも、オトコを取り替えましたよねえ。

冴:いえ、別に私が取り替えたくて、取り替えたんじゃなくって!

神:え? そうですか。いちばん最初が、諸星あたるでしょ?

冴:あたるくんですね、で、面堂さんに…その、ホコリでコロッと参りまして[笑]、そのあと、ついさっき、ついこないだ、因幡さんと、固い約束を、交わしたかどうかしりませんけど[笑]

(総番は〜〜?)

神:いや、男は、男はカネだ〜〜〜〜〜〜〜〜!

 (拍手)

冴:それも一理あると私も思うんですが、やっぱり愛ではないかしら…。

神:いやー、純愛路線は、しのぶによく似合う! これからもぼくが、暖かくきみたちを見守っていこう![ふと照明が暗くなり]あ〜〜 暗いの怖いよ〜〜! 暗いの怖いよ〜〜!

[神谷さんステージから逃走]

冴:ちょっと待って、面堂さんたら、一人で行かないでよ〜〜〜!

[島津さん退場]

[豆腐屋のラッパの音とともにリオ登場。続いて古本新ノ輔さん現れる]

(拍手)

ふ:どうもこんにちわ。古本新ノ輔です。今回、今度の新しいフィルムのゲストキャラとして、え〜リオという役をやらしていただくことになりました。

(静かである。ビックネームがそぞろにでてくるのだから無理もあるまい)

ふ:え〜、まあ俺は新参者なんですけれども、皆さんと楽しくやっていきたいと思います。よろしくお願いします!(拍手)

[退場]

[電撃の音と共にスクリーンに主役の2人登場]

(大声援、拍手)

[まもなく古川登志夫さんと平野文さんがUFOよりあらわれる]

(掛け声の嵐と盛大な拍手。なにせ、イベントでは久しぶりである)

と:どうもありがとうございます。こんにちわ〜。諸星あたる役の古川登志夫でっす。

文:みんな、元気だっちゃ? 平野文です、こんにちわ!(凄い騒ぎでステージの2人の声が聞こえない)

と:今日は10th.アニバーサリーお祭りだからねえ、さてさて、楽しんでってちょうだい!!! んびゃがががががががが[“あたる笑い”]よろしく!

文:こ〜んなメンバーで、みんなと一緒にた〜のしく最後までいくから、みんなも応援よろしくたのむっちゃ!!

[男殺しの一声](拍手、拍手)

文:いや〜、みんながね、もう10年!すごいわね、すごいわねって言ってたけど、まさしく本当にまばたくみたいでしたねえ。

と:ねえ、あっという間でしたねえ。文さんお若いですねえ、いつまでも!

文:ありがとだっちゃ! でもダーリンもちっとも変わんないっちゃ!

と:でしょ!

文:うーん、10年間、女の子ばっかし追いかけて、うちは、本っ当にうちは苦労したっちゃ!

と:そういえば今日、かわいい子が会場にいっぱいいるみたいねえ。あっ!あそこにもいる! お、お、お嬢さ〜ん、住所と電話番号とFAX番号おしえてっ!

[といいつつステージを走り去る]

文:ダーリン、FAX番号なんて知らないっちゃ〜! ダーリン!

[電撃を発しながら、ダーリンを追いかけ、去る]

TVベストテン発表

[日高さんと山口さん登場]

の:いかがでしたあ〜〜〜? もうそうそうたるメンバーでしたよね〜!

勝:いやあ、ほんとですねえ!! え〜それではですね、ここで皆さんにもう一度せいぞろいしていただき、キティ・アニメーション・サークルで投票の結果がでています、『うる星やつら』・TVシリーズ・BEST10を一緒に見ていきたいと思います。司:それでは皆さん、どうぞ!!

[ゲストメンバーの皆さんが次々とステージに現れる](口笛や盛大な拍手とともに、歓声がとどろく。etc.)

の:うる星やつら・TVシリーズ・BEST10は、お送りいただいた、これまでのTVシリーズの中で一番好きなだという作品を集計し、その結果をBEST10形式で10位から1位までならべてみました。

勝:はい、え〜それでは、早速ですね、ゲストの皆さんと一緒に発表の結果を見ていきたいと思いますが、ゲストの皆さんはこちらに…

の:はい、こちらの方に、一緒に見ましょう。

[全員スクリーンが見やすいように、ステージのわきによる]

勝:はい、それでは、いよいよ発表します。まずは、10位から4位までの発表でーす。

[ズーッ、チャンというスネア・ドラムとシンバルの効果音(以下同)とともに10位の発表]

勝:第、10位!

 [ハリツメタ一瞬]

[画面に10位が表示されないっ!]

(一瞬間をおいて間の抜けた間に大爆笑)

[しばらくしてようやく10位が現れる]

の:第167話、夢の中へ!ダーリン争奪バトルロイヤル!! 107票

あたる:間にあったか!? くそ〜〜!!!

ラム :間にあわなかったっちゃ!

サクラ:間にあわなかったですむか〜〜! アーホ〜〜〜!!

ラム :まっ、しょうがないっちゃ!

あたる:うぐうっ、かわいそうなサクラさんっ!

サクラ:えや〜〜〜っ! きさまなんぞに慰められるいわれはどこにもないわいっっ!!

勝:第、9位!

の:第80話、ハッピーバースデー、マイ ダーリン! 109票

(おお〜〜〜〜! 拍手と歓声)

BGM:…タリラ〜リラ〜リラ〜リ〜〜リラリタリラリラリラ〜〜〜ラ〜

あたるの母:ちょっとあたる! きこえてんの!? わかったの?

あたる:わかってるさ… うわかってるよおおっっっっっ!!!

勝:第,8位はっ!?

の:第129話 死闘!あたるvs面堂軍団!! 113票

(おおお〜〜〜〜〜〜! より大きな歓声と拍手)

BGM:シュエーッ ブルブブルブルブル…ティラリララリリンッ タリリラリラリラリラリラ……

面堂 :対空砲はどうした〜〜〜〜〜っっっっ!!!

BGM:ティラリララリリンッ タリリラリラリラリラリラ……

あたる:いっ、ちっ、くそっ!!

勝:続いて、第、7位!

の:第130話 異次元空間ダーリンはどこだっちゃ!? 114票

(歓声と拍手)

メガネ子:愛は男女の衝動や要求、関心を満たす上で感じられる快感、欲望なんかとはまったく別なものなのよ。わかる?

 (意表をつく演出に大爆笑! いきなりやってくれますネ。これじゃ迷場面)

メガネ子:まず相手の個性を尊重し、人格的尊厳を確保した上で、お互いの感情に存在する妬み、憎しみ、諦めさえも共感しあい、精神的な愛こそ至上の愛!精神生活の究極の姿こそが私たち女の愛なのよーわかるうううー? わかるでしょう?

ラム:わかんないっちゃ!!

勝:第6位!

の:第19、20話 ときめきの聖夜 129票

(おおおお〜〜〜〜!!! 歓声と拍手)

あたる:やっとクリスマス・イヴらしくなってきたな。

ラム :うち先に帰ってお部屋あたためとくっちゃ!

あたる:ラムッ!

ラム :どうしたっちゃ? ダーリン。

BGM:ウ〜ウウ〜ウウ〜ウ〜ウウ〜ウ〜ウ〜ウウ〜ウウ〜ウ〜ウ〜

あたる:その、もうちょっと、一緒に歩かないか。

BGM:ウ〜ウウ〜ウウ〜ウ〜ウウ〜ウ〜ウ〜ウウ〜ウウ〜ウ〜ウ〜

ラム :うんっ

BGM:ウ〜ウウ〜ウウ〜ウ〜ウウ〜ウ〜ウ〜ウウ〜ウウ〜ウ〜ウ〜

勝:第5位は!?

の:第98話 そして誰もいなくなったっちゃ? 128票

(歓声、拍手)

ラム :あーっ! カクガリさんっっ!!

あたる:あああああああ〜〜〜〜〜〜っっっっっ!!!

ラム :ダーリーン!!

あたる:あっ、うあっっ、へっ、うぎゃああああ、うほおおお、うあっっ!!

勝:第4位っ!

の:第67話 君去りし後 129票

(おお〜〜〜〜!! 歓声と拍手、ただし不満の声もあり)

あたる:何もいわんで、ぐっすん、ラ、ラムのアホ〜〜〜〜。

ラム :ダーリン… ダーリン…

あたる:ラム…。なっ、何だ、いたのか。そうかー! いなくなってさっぱりしとったのに。戻ってきたのか…。

勝:はいっ! え〜いかがでしたか。

の:10位から4位までの発表を一気に見ていただきましたが、皆さんが投票されたのも入ってたでしょうか。

勝:入ってましたか?

(拍手)

の:[永井さんに]いかがでしたか〜?ご覧になって。

永:ああ、年をとるということはいいことですねえ、すっかり忘れとって本当に新鮮に、新たに見ました。

勝:神谷さんは、いかがでしたか。

神:あっ、こんな場面あったよな、みたいなことを思ってました。ひとつひとつの作品(の作り)がとっっても丁寧ね! えーもう、あれだけの場面なのに!

の:千葉さん、女の子の役もやってらしたんですねえ[笑]。

(千葉さんに大きな声援と拍手)

ち:やってましたわねえ、私、まいりますわねえ。

の:ねえ、もうびっくりしてしまいましたけどねえ。さ、それでは、続きまして、第3位の、発表です。

[ズ〜〜〜〜〜〜〜ッ、チャン! という同様の効果音]

の:しーんとしてますね〜、じらしてますねえ。

[またである。まだ画面にあらわれない]

勝:第3位っ!

[現れた!]

の:第180話 ダーリンのやさしさが好きだっちゃ… 147票

(おおお〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!! でたか! しかしなぜ1位じゃないんだ!という意見も多々あり)

の:次はね、次はね!

花火 :パン!パン!スパパパパン!ポン!ヒュルルルルルル、パパパパパパン!

のぞみ:あっ! まっしろ… きれーい!

のぞみ:うで…

あたる:うで…?

のぞみ:うで…くんで…いいですか…?

あたる:ど、どうぞ…。

のぞみ:………………。

あたる:………………。えっ! のぞみ…のぞみ…ちゃん…。

花火 :プシュウウウウウウウルルルルルルルウ、パパパン、パパパパパパン!!

(拍手、ただ拍手)

勝:古川さん、今の3位の場面どうでしたか?

文:そうですねえ、やっぱりあたるってのは、僕の分身ですからね、古川登志夫ってのは優しさ、優しさってのは古川登志夫ですしね。第3位!ってのはうなずいてます。

の:なんかあの、文さんもこの第3位に選ばれた「ダーリンのやさしさが好きだっちゃ…」すごく好きなんだそうですけれども。

文:あたしはシリーズの中でこれ一番好きで、あのいちばん最後のセリフで、「うちも幽霊になろうかな」ってのがあるんですけと、あそこがとっても好きなの!

の:は〜〜〜い!(ラムちゃんが)かわいいですねえ。(拍手)  いじらしい、っていうか、いいですねえ。

の:はい、ということはですねっ、残る2位は?

勝:何でしょうかねえ。

[ズ〜〜〜〜〜〜〜ッ、チャン!]

永:だい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に〜〜〜〜〜〜〜〜の:〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっっ!!

[やっとでる]

の:第218話 オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!! 211票

(拍手、歓声アメアラレ)

あたる:こら、出せ!! 何のマネだ! ラム、電撃で…んうっ!!

ラム :どうしたっちゃ!? ダーリン。あたる:体が光っとるぞ!

ラム :電撃出した後は、いつもこうだっちゃよ! 余熱だっちゃ

あたる:何ともないのか?

ラム :うちのこと心配してくれるっちゃ! ダーリン…

ラム :んは

あたる:な、なんだ。

ラム :誰も見てないっちゃ

あたる:…

ラム :目はとじるのがエチケットだっちゃよ。

間  :……………………………

あたる:ん?

一 同:あたるうううううううううっっっっっ!!!

(拍手)

の:これは、TVシリーズで4年半続いたうる星やつらの最終回だったんですよねえ。

文:やっぱり学園ものっていうのはいいですよね、もうすっごくあたしは好きなんですよ。

の:しかしあの、キスに至るまでの古川さんの息ってすごくゾクゾクってするものがありますねえ。

と:ええ、自分でもゾクゾクってします。

の:[笑]、じゃ、かわいそうに神谷さんはフられてしまったわけですよね。

神:それでも諦めないってところが、僕は好きですね。

の:さ、ここまでくれば、みなさんあと残すところ1位のみとなりましたが、第1位は、もうきっと皆さんもうおわかりでしょうね。

勝:それでは! 発表に!

の:はいっ! では! 第1位の発表です!!

[ズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜,チャン]

勝:輝ける第1位っっ!!

の:第1話 うわさのラムちゃんだっちゃ! 227票

 (拍手 やはり、という声が多い)

あたる:け〜こんじゃあああ!!

ラム :うあっ、あ、こら、何するっちゃ! 返せ、うちの一張羅、返せ!!

あたる:結婚にゴ〜ル、イン!

アナ :やりました〜、ついにやりました〜! あまりにあっけない結末であります。

ラム :うちの星ではプロポーズは神聖だっちゃ。うちはダーリンと一緒に添い遂げるっちゃ! もし浮気したら〜〜!

効果音:バリバリ!

あたる:うぎゃああああっっっっっ!!!!!

錯乱坊:さだめじゃ。

ラム :ダーリン…、そんなにうれしいのけ? かわいい人だっちゃ

(拍手と歓声)

勝:いや〜この第1話、ここから『うる星やつら』の10年間の歴史がスタートしたんですねえ。

の:そうですよねえ。なんかあの、かなり衝撃的な。最初から、あの、ラムちゃんがオッパイぽろんなんだったんですねえ。すっごいですねえ。

(一部からヤジ)

の:[島津冴子さんに]ね、どうですか。今までの10位から1位まで全部みてきましたけど、冴子さんは、心に残っているお話っていうと?

さ:え〜いっぱいあるんですけれども、あの、たぶんね、皆さんも今でてこなかった10本以外にもたくさんあるんじゃないかと思うんです。だから、どれって言いきれないですねえ。

勝:あの、永井さんはいかがですか。今のこのBEST10をご覧になって。

永:やっぱ。新鮮。初めて見るみたい。

勝:そうですね。なんかあの、ほんとに、なんか、10年たっても、全然なんか新鮮って感じで、皆さんなんかすごいパワーがあるんですねえ。

の:そうですねえ。ね、そしてあの、佳寿子さんが好きなお話っていうと?

神:[テンの声]勿論それは、わいが主役になったやつでえ、わいに惚れとる女がでてくるんや。名前を真子ちゃんていうんやけどなあ。

の:へえ〜〜〜〜っ、でテンちゃんはその恋に応えてあげたんですか。

神:こたえへんわい!

の:じゃあ、女の子もつらい恋をしたんでしょうねえ。

勝:[少し間をおいて]はい、というわけでですね、あの〜BEST10、ご覧になってもらいましたけど、皆さんの投票された作品は何位にランクされてましたか?

アフレコ実演

の:ねっ! さ、今日はね、後ほど長編新作アニメ・『うる星やつら』10周年記念作品「いつだってマイダーリン」を誰よりも先に、皆さんに見ていただくわけなんですけども、その前にせっかくこれだけのゲストの方々にお集まりいただいたんですから、ここで、「いつだってマイダーリン」のアフレコ現場を再現してみたいかなって思うんですでけども、皆さんいかがでしょうか。

(久々の大歓声と拍手)

勝:どうも〜、ありがとうございます!

の:もっ、あ、もうしっかり用意されてますねえ。[ゲストがどこからか台本を取り出したので]

の:はい、それではみなさん、スタンバイのほうよろしくお願いしま〜す。

勝:よろしくお願いしま〜す。

勝:はい、ということでですね、『うる星やつら』のアフレコ…あれっ、日高さん!! 何でですか? [日高さんが台本を持っているのを見て]

の:いやっ、それでね、どうしても今日いらっしゃることが出来なかったゲストの方々に変わりまして、あの〜、ま、日高が僣越ながら今日はですねえ、ルピカと、おユキさんと、サクラさんの役を、やらせていただきます[笑]。

(拍手、拍手)

勝:ぼくには、何か役はないんですか。

の:あの、勝平ちゃんにはねえ、女生徒の役、っていうのが。[笑]

(拍手)

の:というわけで、日高と山口が代役を務めますけども、正真正銘本物のキャストによります、めっっっったに見れないアフレコシーン!早速、いってみましょうか!

勝:はい、みなさん、準備のほうはよろしいですか? はい、それでは、よろしくお願いしま〜す。じゃ、いきますヨ。

勝:それでは、まず、え〜256カットからです。フィルム〜スタート!!

[静寂 またフィルムがでない。…おっと、でた、でた]

ルピカ:○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

[台詞があったようなんですけどねえ。日高さんミスったんでしょうか?]

リオ :え〜っ、宇宙一おいしい豆腐はいらんかねえ。健康に豆腐! 美容に豆腐! おいしい豆腐はいらんかねえ。

ルピカ:お豆腐屋さ〜ん!

リオ :いやっ、毎度! 今日は何にしやしょう。

ルピカ:んももももも、もめんを12ちょう!

ルピカ:へい! ……へい、お待ちいっ!

リオ :んへへへへへへ…。

リオ :1440クレジットいただきやす。…へい、確かに、毎度あり!

ルピカ:では、また明日…。

リオ :はい! また明日。

テン :[客席にむかって]次わいの番や。

テン :バババババババ、チュドーン、チュドーン、キ〜〜〜〜ンニンニンニン、チュドーン、チュドーンドンドン、ギャーンンンンン、うわああああ、何すんねん。

面堂 :おいっ、その後ラムさんから何か連絡はないのか?

テン :ふんっ、わい知らん!

しのぶ:ねえねえ、テンちゃん、その後ラムから何か連絡はないの?

テン :ひゃはははっっ、あんなあ、ラムちゃんはなあ、アホの行方がまだわからんで、あちこち調べてまわってるんやって。

竜之介:へえ〜〜っ!

面堂 :何だ〜〜っ! 知っとるんじゃないかっっ!!

テン :やる気かあ! ギュンギュン、ブシュン!

面堂 :ぐぬぬぬぬ〜〜〜〜。

勝:はいっ、どうもありがとうございました。いや〜、さすがですねえ。杉山さんすごいパワーですけれども、あのー、『うる星』のアフレコスタジオってのは、どんな雰囲気なんですか。

す:[テン]うる星のスタジオはみんな和やかで、わいには、欲しいものたくさんくれるし、みんなあ、わいのことはイジメへんしい、まあ、仲良うやってんでえ。うーん、メガネだけやなあ、メガネだけは、3本くらい血管きれとるけど。

の:でもあの、ね、メガネさんの他にも竜之介君も結構ブチブチ血管切らしていたみたいですけど。

た:いつも切らしてましたよね。オレは女だーって。

の:まああ〜っ、[笑] 今日はね、竜之介君っ、こう男っぽい格好をしてても女ってことを見せたいために、こんな高いハイヒールをはいてきてるんですよお。[田中さん前にでてヒールを見せる]

(よくわからんが拍手と歓声)

勝:かわいい、すごく。

の:[笑]、みんな気がついてなかったから。

勝:はい、え〜では! 次のシーンにいってみましょうか。え〜それでは570カットからです。では、フィルムスタート!!

(秒読みの数字があらわるが、それに合せて自然発生的にカウントダウンのコールが起こる…)

弁天 :あーあー、派手にやったもんだぜ。

おユキ:ワープに失敗したのはあんたのせいよ。宇宙船の修理代、ちゃんと払ってもらわなくっちゃ。

弁天 :ケッ、それにしても、たかがホレ薬ぐらいであの大騒ぎだものな。

面堂 :ほっ、ホレ薬ィ!?

弁天 :ああ! 何でも究極のホレ薬でよ、そいつを一口飲んだ奴は、一瞬にしてその時目の前にいた相手にホレちまうんだってさあ。

面堂 :究極の! ホレ薬!

テン :ホレ薬やってえ。

メガネ:それを〜〜〜〜!

角ガリ:ラムちゃんに飲ませれば!

女生徒:面堂さんに飲ませれば!

(勝平の熱演光る)

女生徒:面堂さんに飲ませれば!

(しかし勝平は2回目を忘れた)

ラン :レイさんに飲ませれば! おんどりゃ、どかんかーいっっ!!(ランちゃんの場合、生だと迫力が違う!)

勝:んなっはははははは! ありがとうございましたあ。

(歓声と盛大な拍手)

の:ありがとうございましたあ。

(拍手はしばらく続く)

の:ねえ、女生徒の役、難しそうだったね。

勝:はい、とても難しい! [女生徒の声で]1人で何役かやるより難し〜い!

の:こんなとこで急に子供になってどうするんですか。

勝:いやー本当に1人で何役もやるよりすごい難しいんですけどもね、あのー、神谷さん、神谷さんはいつもこう、いろんな役をやってらっしゃいますでど、面堂の場合は、あのー、どういうことを意識して声を作ってらっしゃるんですか?

神:あのー、素直に役の中に入り込むと、あの、ころころっと変わっていけるっていうか、やっぱりあのー、作品の、スタッフの皆さんの生み出すごく自然の力じゃないでしょうかね。それを体で感じて、ころころ変われるんですね、ハイ。

の:はあーっ、なるほど! 自分自身がころころ変われる性格だからとか、そういうことはないでしょうか?[笑]

神:それも少しはあります。[笑]

勝:はっはははは!

の:まっ、役の中に、自分自身というのは入りますよねえ。和枝さんいかがですか。

こ:私も、あの、神谷さんの後輩ですので、神谷さんのやってるとおりにやってたらコロコロ変われるようになりました。

(拍手)

神:なるほど![笑]

勝:では〜、あの、もう1シーン、いってみましょうか。よろしいでしょうか。802カットからです。それじゃいきますよ。フィルムスタート!

(カウントダウンコール同様)

あたる:おお、おお〜〜っ、ルピカ殿 っ!

一同 :ざわ、ざわ、ざわ。

ラム :ホレ薬のせいだっちゃよ。ダーリンはあのバズーカ娘以外、目に入らなくなってしまったっちゃ!

しのぶ:まーさーか! あの、あたる君にかぎって!!

面堂 :そうだよ、諸星にかぎって、そんな〜!

しのぶ:うそでしょお?

サクラ:何か不吉な…!

メガネ:失礼、先生。

サクラ:こらっ、なにを!

あたる:ルピカ殿っ!

一同 :うっそー! ざわ、ざわ、ざわ。

しのぶ:あたる君、ちょっと、や〜!!

面堂 :し、失礼、先生。

サクラ:な、何をするかー! あたる:ルピカ殿っ!!

錯乱坊:げに恐ろしきはホレ薬、ベン、ベン、…。

しのぶ:んぐぎゃあああ!

サクラ:妙な現れ方をするでなーいっっ。

面堂 :しかし、確かに、これほどまでの威力をもっておるとは…

ラン :んねえ、ラムちゃん、今どこにあるの? ホレ薬!

ラム :いつかは、いつかは、ダーリン、うちのことだけを好きになってくれるかもしれないのに…。うちは…、うちは…ホレ薬なんか飲ませたから…こんな、こんな…。

勝:はい、そこまででーす。ありがとございましたー! はい、なんかとってもすごく良さそうなシーンなんでね、この続きはあとの上映のお楽しみにということで!

ファンからの手紙紹介

勝:はい! えー、では、さてですね!あの、キティ・アニメーション・サークルに届く皆さんのお手紙の中で、とっても面白い質問があるそうなんで、あの〜、折角ですからねえ、ここでその中からいくつか聞いてみたいと思います。

の:そうですね。[ゲストに]じゃ、皆さんどうぞ舞台の中央の方にお集まり下さーい。

勝:えーとですね、まずはですね、え〜ずっと同じキャラクターをやっていると、顔つきとか性格とかが似てくるというのは本当ですか、という質問がきてますけどね、えーっとじゃあ、これはぜひあの、平野さんにお伺いしたいなって思いますけど。

の:いかがでしょうー。

文:見てのとおりです。

の:[笑]、でも、文さんなんかこう、ね、あの〜、ラムちゃんがアフレコ初体験ってんですか、やっぱり印象深いものってありますよねえ。

文:ちょっと、こう思い出しちゃうと、すぐ出ちゃうんですよねえ。

の:うーん、なるほどー。どうでしょうか。

勝:どうでしょうかねえ。あと、他の皆さんで、何かやっぱり似てきたことっていうことは…。

の:そうですね、あ、永井さん、あのーだんだんと背が小さくなってきたとかそういうことあります?

永:ありまっす[笑]。あの、もと180cmくらいあったんですよ、僕はね。う〜ん、ほんと出てきます、はい。顔も似てきました。性格もそっくりです。

勝:[笑]、そうですね、でも永井さんの元気な、元気なところなんてていうとすごく、…あっ、失礼なこと言っちゃいましたけども[笑]、だから元気なところもなんか、いつまでもいつまでも元気だなって感じですよねえ。チェリーにしても…。

永:若いもん! 若いもん!

勝:それは、失礼いたしました![笑]

勝:はい、では次にいきたいと思いますけどね、え〜10年も作品が続くと、最初の頃と今では、声が変わってしまうのではないでしょうか。

の:はい、え〜じゃあ、この質問はですねえ、私はもう、いつも思いましたけども、全然声が変わってないじゃないかという、佳寿子さんに聞いてみましょう。10年間とおして、声が変わるってこと、ないですか。

す:あるかも知れへんけんどん、みんなはわからん。

の:なるほど〜。ゆう子さんはどうですか?

み:変わったかもしれない。弁天に近づいたかもしれない。普段もう少しかわいかったですけどねえ[笑]。

の:[笑]なんか久々にうる星やつらのアフレコして、声思い出すの大変っ!とかそういうことはないですか。

み:普段はね、こっちに近づいてるから、わりとラクなんですけどね。

の:じゃあ、普段は弁天してるっていうことですか。

み:無意識に出てるかもしれないっていうことですか。

の:なるほど〜。知る人ぞ知る! 誰が知るんでしょうねえ[笑]。

勝:でも〜千葉さんなんかも、メガネの役とかテンションすごいもう高い役ですけどもね、千葉さん、なんか喉、大丈夫ですか?

ち:ってのは〜、あの〜僕の声帯はなんか象の胸ぐらい堅いみたいで…。

の:ええっっっ!!!

ち:本当に叫んでもねえ、関係ないんですよ。

の:う〜ん、千葉さんてあの、アニメーションのアフレコとかでは、あの〜結構血管をブチブチ切りながら、が多いですけども、スタジオの中では、ほ〜んとに静かなんですよねえ。

ち:いやっ、これはねえ、集中するときは集中しないといけないから、セーブしてるんですよ。またあいつつまんないこと考えてるんじゃないかって、思われるかもしれませんけど。

勝:そうですねえ[笑]。まだまだあの、面白い質問があるんですけどもね、時間の都合もありますので、え〜、このあともあのー、盛りだくさんのプログラムを用意してますので、え〜では、ここでゲストの皆さんには、ちょっと休んでいただきたいと思います。

の:はい、皆さんどうもありがとうございました〜!!!

勝:ありがとうございました〜!!

(拍手、拍手、拍手、拍手、拍手)

[ゲストの皆さん、退場。おつかれさま!]

落合プロデューサーの挨拶

の:さて、『うる星やつら』がTVシリーズが始まってから、今年で10周年を迎えたわけなんですけど、すごいですねえ。本当になんかあの、続けられたアニメーションって、なかなかめぐり逢えないですからねえ。私たちがやっているらんまも、ぜひあの『うる星やつら』を、こうなんて言うか、見習って、5年も10年もねえ、続けていきたいですねえ。

勝:そうですねえ。はい、え〜それではここで、『うる星やつら』の生みの親でもあります、キティ・フィルムの落合プロデューサーから一言ご挨拶をいただきたいと思いま〜す。

の:はい、落合プロデューサーお願い致します。(大きな拍手)

[日高さん、山口さんと入れ代わり落合さん登場]

落:…えー、ただいま紹介いただきました落合です。えー、今日は、武道館にたくさんの人にお集まりいただきまして、大変うれしく思っております。えー先程、永井一郎さんが“年をとったから忘れた”という言い方をなさいましたけど、僕はなんかほっとした様な思いがあります。と、言いますのは、僕もこのステージに立つ前、一生懸命しゃべることを暗記しようと今、舞台の袖でやってましたけど、まったく暗記できません。で、これは、『うる星やつら』を制作してもう10年経ってしまった僕の老化現象かなと、結構真剣に悩んだりしていました。で、正確には、1981年の7月に『うる星やつら』のTVシリーズの制作を開始して、翌年ファンクラブが発足して、10年…。え、そのときから、いつか武道館でこういうイベントをやりたいなと、いうふうに思ってきたわけですけれども、やっと、実現できました。で、しかし、なぜ武道館なのか、と、この武道館を計画していた時から考えていたんですけれども、それもこうして出たがりで出て、武道館に立てば、世の中に何も怖いものはないという度胸をつけるためでもないし、あるいは10年の思い出を語るためでもないだろうし、というふうに思ったんですけれども。こうしてあの、『うる星やつら』に出ていただいた出演者の方々、そしてたくさんの主題歌・挿入歌、そういう歴代の歌い手の方々、そしてみんな集まってくれたファンの皆さん、そしてまた、今日のために新作作りましたけれども、こうして一同に会することで、きっとまた新しい制作のエネルギーを充填しようと、まっ、かっこよく言いますと、そういうふうな気持ちがあったんだろうと、いうふうに思いまして、だから武道館なのかなと、ま、自分に言いきかせていたりしました。えー、うわさのラムちゃんだっちゃ!から、いつだってマイダーリンまで、とにかく『うる星やつら』を10年、皆さんに支えていただきまして、全スタッフ・キャストを代表しまして、皆さん に感謝申し上げます。ありがとうざいました。

(拍手、拍手、拍手)

落:え、今から上映致します、いつだってマイダーリン、そしてらんま1/2』、ええ、劇場用の新作が11月5日から全国で公開されますが、ぜひ、その映画を成功させまして、またいつか再びこうして皆さんと、またお会いできる日を楽しみにしていきたいと思います。どうぞこれから公開されます映画も応援して下さい。よろしくお願いします。今日はありがとうございました。

(拍手、拍手、拍手)

[落合さんと入れ代わり日高さん、山口さん登場]

の:落合プロデューサーでした。ありがとうございました。

勝:どうもありがとうございました。

の:今、落合プロデューサーのお話にもありましたように、『らんま1/2』の方も今、長編を制作中ですので、そっちの方が題して、これ難しいですよ。

勝:難しいですよ。「中国寝崑侖(ねこんろん)大決戦・掟やぶりの激闘編』っていうタイトルの、あの、作品なんですけれどもね。それがあのー、今回上映されます、いつだってマイダーリンと、一緒に、あの、映画館でやらせていただくと!

の:ねえ〜! でまあ、『うる星やつら』とですからねえ。ぜひ皆さんも楽しみになさって下さーい。お願いします。

うる星やつらメドレー1

勝:はいっ! え〜それでは、ちょっと懐かしい歌をお聞きいただきたいと思います。うる星やつら・ファンクラブ時代に会員の方から詞を募集してできた曲が2曲ありますけれども、皆さんおぼえてますか?

(勿論、という声多し)

勝:それでけっこう!! 2曲続けていって下さい。トライアングル・ラヴレター、松下丸子さん!!

の:そして、ドリーム・フォエバー、瀬戸口さゆりさんでーす。どうぞーっ!

[日高さん、山口さんが去り、松下丸子さん登場]

♪トライアングルラブレター(松下丸子)

丸:どうもありがとうございました。

 (手拍子が拍手に変わる)

丸:皆さんこんにちわ〜! 時の流れるのは速いもので、えー私ももう、2歳の子のママになりました。今日は客席から見てくれてると思うんですけど。え〜10周年記念イベントに参加させていただいたことを大変うれしく思っております。今日は残りの時間、皆さんと一緒に楽しくすごしてまいりたいと思います。どうもありがとうございました。

(拍手)

[丸子さん去る。次は瀬戸口さゆりさん]

♪ドリームフォーエバー(瀬戸口さゆり)

せ:[盛大な拍手に]ありがとうございます。瀬戸口さゆりです。え、今日はですねえ、10周年のイベントということで、本当にこのステージに立ててうれしく思います。あの〜,あの辺集中的なんですけども、[と、東1階席を指して]えー、ペンライト!

 (ペンライトの光がゆれる)

せ:おぼえててくれて、どうもありがとうっ!(拍手)どうもありがとっ!うれしいです、もう、思い出しちゃって涙がでそうになるたりするんですけども、えー、この後もぜひ楽しんで帰って下さい。よろしくお願いしまーす!

 [拍手の中、瀬戸口さん退場。かわって日高さんと山口さん]

の:はい、いかがでしたでしょうか。えー、懐かしいなあって感じてらっしゃっる方いらっしゃるでしょうねえ。

勝:そうですねえ。

の:今日はですねえ、まだまだたくさんの歌のゲストの方もお招きしています。つぎつぎとご紹介してまいりましょう。

勝:はい、それではまずは、『うる星やつら』の新作主題歌“BEGIN THE 綺麗”。歌っていただくのは、UL−SAYS! では、どうぞっっ!

[二人にかわって、UL−SAYS登場 拍手]

U:こんにちわ〜! 東京パフォーマンス・ドールの米光美保です。穴井夕子です。篠原涼子です。3人のグループ名は、UL−SAYSです!(拍手)とうとう『うる星やつら』の主題歌を歌うことになりました。曲目は、「BEGIN THE 綺麗」です。それでは聴いて下さい。

♪BEGINTHE綺麗(UL−SAYS)

[拍手の中、UL−SAYSそのまま退場、詩織さん登場]

♪影ふみのワルツ(詩織)

詩:[間奏中に]みんな元気ですか〜?

(元気〜!)

[拍手]

詩:えー、どうして? って、話すこと考えてなかったんだけど、ここに立ったら、なにか話すことがわかるかな、って思ったんだけど。こっちから顔が見えないのは残念です。みんな10年経ってとっても素敵な男性になったんじゃないかなって期待してるんですけども[笑]。かっこいい男の人になってね! 私楽しみにしてるから! じゃあみんな、元気でねっ!

(歓声と拍手)

[詩織さんから今度は松永夏代子さん]

♪メランコリーの軌跡 (松永夏代子)

(せーのー、かーよちゃーん、のコールの連続、拍手)

夏:ありがとうございました。松永夏代子です。たくさんの応援ありがとうございます。

(拍手!)

夏:こんにちは。わたしももう、このメランコリーの軌跡でデビューしてもう5年くらいになります。速いもんです。えー、『うる星やつら』の半分は私もつきあってもらったんですが、節目、節目でいろいろイベントにも参加させてもらえて、いつも皆さんの応援に励まされて、がんばってきました。いつも応援ありがとうございます。

(拍手)

夏:えー今日も、今日もですねえ、私の方の節目にもなりまして、えー今「メランコリーの軌跡」、聴いていただきましたが、これの入ってるデビューアルバムで「微少女宇宙」ってのがあるんですけども、えっ、今日、あのー1回廃盤になったんですが、今日あのーめでたく再発売することになりました。(拍手)皆さんも応援してくれるかな、と思って、皆さんの力をお借りして、再発売までこぎつけました。あのー1つよろしくお願いします。これからもお力に授かれますように。

(歓声、拍手)

夏:今日は皆さん、盛り上がっていきましょう!

(拍手)

[かわって樹本彩華(元麻田華子)さん登場]

♪好き 嫌い(樹本彩華)

♪マルガリータ (ヘレン笹野)

♪SORRY… (成清加奈子)

♪愛はブーメラン (松谷裕子)

♪ラムのバラード  (平野 文)

(拍手、拍手、ラームさーん!のコール)

文:ありがとだっちゃ!

(ラームさーん!)

文:この曲は忘れもしない初めての映画の中の挿入歌で、「ダーリン…」って歌い始めるとすぐにあのーラムちゃんが木の上で物思いにふけっているシーンがすぐ浮かぶんですけど。実はこの曲を人前で歌ったっていうのは今日が初めてだったんです。聞いてくれて本当にうれしいっちゃ!

(拍手、歓声)

[日高、山口登場]

勝:どうもありがとうございましたあ!

の:初めてだったんですか。この歌は!

文:そうなんです。だからね、今日はね、前々からこの歌だけはヒット曲集の中にもたくさん入っているので、ぜひお願いしますってお願いしたんです。私もね、なんか初めてのね、すごく新鮮な気持ちで歌わせていただきました。

の:そうですか。あのー文さんがイベントに参加されること自体、すごく久しぶりだってことですが。

文:そうですねえ。「ア・リ・ガ・ト!」って歌が出た時*にみんなでさよならっ、さよならってお別れしたんですけれどそれ以来ですけれども、今まで忘れないでいてくれたんだな、って思うとすごく嬉しい。

の:(ファンに)どうですか。皆さん!久々の文さんは!最高ですよね!

(おおー! 拍手と歓声)

文:ありがとだっちゃ! でも、あのーTVの放映が終わっても、1回ずつビデオにとっといたのを、同窓会みたいにみんなで集まって見るんですけれどね、でも声がね、どんな感じで出るのかしらなーって思うけど、画面が出るとしっかり声が出ちゃうんですよね。

の:はーい。

文:あります、ほんと。

の:でもね、10年間の『うる星』を一つの声で演じ続ける、それも気持ちを変えずにっていうか、成長はあっても守り続けて行くっていうのは難しいことですよね。

文:ここですね[っと喉を指し示す]

の:のどですねええ! やっぱりずっと気をつけてらっしゃるんですか?

文:みんなそうだと思います。だからきっとみんな丈夫にして、まあ千葉さんの象の耳のような声帯にまではいきませんけど、私も子ザルぐらいはいくんじゃないかと。子ザル![笑]

の:そうですか! 文さんの声帯は子ザルの方ですか[笑] さて、今回の新作は「いつだってマイダーリン」。今回の話はどんな感じですか。

文:「ボーイ・ミーツ・ガール」で終わりましたけれども、その中でもう一つまた何か新しい発見があるていうのが、私たち、収録しててとても感じたのと。それからやはりとてもテンポが速いんですよ。あのー、音響監督の斯波さんとかその他の監督さんたちも全部最初から最後までついて下さってそのおかげの賜物がここでこれから上映されると!

の:はい。今回はあの「また逢えたっちゃ!」という歌を、すごくたくさんのキャストの皆さんでお歌いになったと聞いたんですけど。

文:すっごい歌です!! すっごい!

の:すっごいんですねえ。

文:何回聞いてもすっごい面白くてねえ。

勝:これはキャストの皆さん全員で?

文:ええ、もうとにかく全部出て、例えばですねえ、あの千葉繁さんがメガネ以外のキャラクターで一杯出てらっしゃるじゃないですか。そういうのも忘れずにちゃんとねえ、要所要所にちゃんと入れてあるんですよ。

の:ということは歌は歌っていなくてもセリフでもってちゃんと加わっているということですねえ。

文:ええ。この声は誰だって、まず当てることが楽しくて、とにかく全部キャラクターそのまんまの歌詞で、作詞をして下さった方には大感謝!

の:レコーディングは全員集合して行われたんですか。

文:えーそれぞれのパートはそれぞれが独立して、それからコーラスもあるんですが、そこは、もう一斉にどーんでしたよ。これはもう、映画の収録とはまた違った楽しみでね、めちゃ面白かったですね。楽しみににしてて下さいね。

勝:今日は、え、…。

文:今日はあの、映画の受けが良ければ、そのノリで千葉さんをはじめ、ゲスト全員で横一列に並んで披露できるのではないかと!

の:ってことは、新作を見終わった後の皆さんの拍手次第ということですね。

勝:そういうことですね。はい、では「また逢えたっちゃ!」お楽しみに!

西村知美さん駆けつける

勝:はい、では、ここでですね、もう一人! ゲストをご紹介したいと思います。えーとですね、特別に、大の『うる星やつら』のファンで、ファンの皆さんを代表して花束を持って駆けつけて下さいました!

の:えーご紹介しましょう。西村知美さんです!どうぞー!!

[おー! 驚きと盛大な拍手につつまれ、西村知美さん登場]

の:どうもありがとうございます。えー西村さんは大の『うる星』ファンということですけども、会場の皆さんに一言ご挨拶をお願いします。

西:えー、皆さんこんにちは。西村知美です。あの、とにかく皆さんもご存じのとおり、私も『うる星やつら』を初めて知ったのが、小学校5年のときで、それからずっと応援させていただきまして、ファンクラブに入ったりとか、ま、今もこの仕事をしてきて色んな番組に出てお話させていただいたり、滸がましいことですが、え、あの応援させていただいてますけども、えー今日は、会場にいらっしゃる皆さんと同じ気持ちでやって来ました。本当に10周年記念イベントおめでとうございます。[平野文さんに花束を渡す]

文:えー、どうもありがとうございます。

の:どうもありがとうございました。

文:えーあの今お話いただいたように、私もみんなの代表として、それから他の皆さんとも言ってたんですけども、あのー今度こそぜひね、『うる星やつら』になんかの役で参加してほしいな、と思うんですねど、いかがですか。

西:とんでもないです、そんなこと。あの、っていうか、昔は夢だったんですけど、何でもいいから、ちょっとだけでいいから、『うる星やつら』関係をってのがすごく夢だったんですけど、あのー例えば、声優さんのような役があればな、って思ったんですけど、よく考えてみれば、そんな、イメージ崩れちゃうのに、とんでもないですう。

文:えー、これからもうちらも、スタッフと一緒にやれる日を楽しみにしています。うわーありがとうございます。

の:はい! あのーどうですか。文さんと、憧れの平野文さんと初めてお目にかかって、あのー感想は?

西:とってもきれいな方で、やさしくって、それで何となくやっぱり、あまりラムちゃんとイメージがダブるっていうかっていう気がしたんですけども[笑]、ラムちゃんというのは、アニメですけども、架空の人物だけれども、実際にこうやって存在するとしたら文さんみたいな感じだと思いますね。

の:でも、今回の新作フィルムの中で、実はですねえ、知美ちゃん、あるシーンで一言だけ台詞をしゃべってるんですねえ!(会場びっくり仰天!)これはですねえ、文さんたちがアフレコをなさった後にたった一人だけでスタジオで入れたんですよね。

西:あの、さきほど滸がましいことだっていいましたけれど、ほんとに、イメージ崩さないようにしますから、ほんとチョイ役でいいですからって頼み込んで、一言だけ入れさせてもらいました。きっと皆さんも分からないと思いますけども、えーこれから新作フィルムご覧になるということですけど、注意して聞いていただければ、わかるかもしれません。

文:どんなセリフなんですか、それは。

西:えーと、あの、うふふ[笑]。あたるくんに追いかけられてるシーンで…。

の:ちょと、セリフは?

勝:セリフは?

の:せっかくですから、10周年記念ですから、ぜひ!(拍手、拍手)

(静か。固唾をのんで見まもる)

西:それでは…。

の:お願いします!

西:[カン高い声で]知らないの? 諸星あたるくんよっ!

(うまいっっっ!! ファンいの一番に叫ぶ、拍手、拍手)

の:うまいっ![拍手、拍手]最後のテロップには知美ちゃんもある名前で登場しているそうなので、皆さんそちらの方も楽しみにしておいて下さい。それでは、ね、せっかくですから、文さんと握手をして、はい。

文:では、あの『うる星やつら』のキャストの方を代表して、知美ちゃんと握手します。

[二人にっこり握手]

文:どうもありがとう。これからも頑張って下さい。

西:どうもありがとうございます。

の:はい、どうもありがとうございましたあ。西村知美さんでした。

勝:どうもありがとうございます。

[西村知美さん退場]

の:うれしいですねえ。ね、あのー知美さんはシナリオ募集で応募なさってね、最後の20作品くらいの中に残ったというでしょ*。で、ご自分の写真集の中にエピソードを書く欄があって、そこにシナリオが載ってるそうなんですよね。機会があったらぜひ皆さんご覧になって下さいね。楽しみですね。

大抽選会

の:はい、ではここで、もう一度ゲストの皆さんに登場していただきましょう。豪華な賞品があたる抽選会に参りましょう!

勝:はい、さーて今回はですね、いつものクイズ*とはちょっと違いますよ。今回はですね、なんと!

の:はい!

勝:8000人! サバイバル−!…ただの抽選会でーすう![笑い]

の:ガーン! それでは皆さんもう一度お願いしまーす。[笑]

文:ダーリン、面堂終太郎、しのぶ、みんな、テンちゃーん。さーて、みんな来ました。

の:はい、皆さんいらっしゃいました。拍手でお出迎え下さーい。

(拍手、拍手)

[出て来たゲストに混ざって、いま初めてステージにやってきた声優がいる。ここで遅れて駆けつけて来た小原乃梨子さん登場]

の:わあー、え、小原さんだー! うわー小原さん、間に合ったんですねえ!!

(プログラムの出場ゲストの紹介に名前がなかっただけに驚きの歓声と拍手)

の:皆さん、小原さんが10周年イベントのために駆けつけて下さいましたー!! ありがとうございます!

小:皆さん、こんにちは。おユキです。小原乃梨子です。こんにちはー!!

(こんにちはー! 拍手、大拍手)

の:ありがとうございます。私がさっきのアフレコで小原さんの代役でおユキをやらせていただいたんです。お恥ずかしい!小さくなってしまいます、わたしー!

勝:んなははっ! いやっ、でも本当にありがとうございます。

の:それでは、抽選会の方へ参りましょう!では、ルールの説明からです。

よく聞いて下さい。

− 省略 −

の:ゲストの皆さん、どうもありがとうございましたあ。そして、大変残念なんですけれども、実は小原さんがこの後まだ、お仕事がね、おありになるので、ここでまた残念ながらお別れしなくてはならないんです!

(ええー! 残念!)

の:色々ご不満もあると思いますが、最後に小原乃梨子さんの方から一言ご挨拶をいただきたいと思います。

小:『うる星やつら』の10周年イベントにこんなにたくさんの人が集まって下さって本当に、ありがとう。10年っていいましたけど、今永井さんともお話ししてたんですけど、10年前は、皆さんはうーんと小さかったと思うけれど、アニメブームがありました。そして永井さんと私、ラジオの番組で、このステージに立ちました。それから10年! こんなにすごいファンが『うる星やつら』のために駆けつけてくれました。うれしいです。一人のアニメファンとしてうれしいです。私アニメ大好きです。だってアニメは夢そのものですもの。こんなかわいいお姫様にもなれるし、男の子にもなれるし、誰にでもなっちゃう。アニメの未来には限りがありません。アニメの大好きなあなたたちと一緒に私ももっともっと夢を追い続けていきたいと思います。本当に今日はありがとう。

[小原さん手をふりつつ退場]

(拍手、拍手、拍手)

の:どうもありがとうございました。小原乃梨子さんでした。

勝:では、皆さん、もう一度大きな拍手で!(拍手、拍手、拍手)

の:さて、皆様には休憩の後もお付き合いしていただきますので、よろしくお願いします。神谷さん、お付き合いして下さいますか?

神:いいとも!!!

の:うわはははっっっ! どうもありがとうございます。それでは、少々お休み下さい。どうもありがとうございました。

勝:ありがとうございましたあ。いやあ、すごいですね。暑くて、暑くて。

の:大汗かいてますねえ。

勝:いやー、皆さんの熱気が本当にすごいです。

の:えー、ここで皆さんには15分間の休憩を取っていただきます。はい、そしてその休憩の後は!

勝:その後は! いよいよ長編新作アニメ・『うる星やつら』10周年記念作品「いつだってマイ・ダーリン」の上映から始まります。

の:楽しみに待っていて下さいねー。それでは、失礼しまーす!!

(拍手)[日高、山口退場。休憩時間]

公演…第二部

(拍手)[日高、山口、登場]

の:えー、大変残念なことをお伝えしなければなりません。

勝:はい。

の:予めお知らせしてある通り、写真撮影は禁止されています。撮影はイベントを楽しんでいただいてる他のお客様のご迷惑になりますので、絶対にルールを守って下さいますよう、お願いします!!

勝:いきなり、結構気になりますよね、ピカッってね。皆さんだってもう、『うる星やつら』一コマだって見逃したくないって感じなのに。

(ファンの一人…そうだー!!)

の:ねっ。とにかくさてと、今日はね、8000千人いらっしゃるわけですからね、これは大変なことですからぜひ約束だけは守って下さいね。そうですね、それと、フラッシュたかなければいいかっていうと、そうじゃなくて、結構カメラのカチャッっていう音も気になりますよね。だからそれもお願いします。

の:はい、あのーとにかくね、カメラなんかいじらずにアニメを見ることだけに集中して、皆さんの手で「10周年イベント」協力しあって盛り上げていきましょう。よろしくお願いします。

勝:そうですね。はい!

(拍手)

の:はい、それでは早速いってみましょう。『うる星やつら』の新作です。「いつだったマイダーリン」どうぞごゆっくりご鑑賞下さい!

新作フィルム上映

[上映終わる。盛大な拍手が収まらぬ中、虚をついて「ラムのラブソング」の序奏が始まり、フィルム上映の興奮はそのままソングメドレーへと引き継がれていく。拍手は手拍子へ…。

うる星やつらメドレー2

♪ラムのラブソング  (松谷裕子)

♪心細いな (ヘレン笹野)

(歌詞をお忘れかヘレンさん)

♪I、I、YOU & 愛  (瀬戸口さゆり)

♪星空サイクリング  (松下丸子)

♪DANCING STAR (さとみ&ファイヤークラッカーズ)

♪殿方ごめん遊ばせ (平野 文)

♪モノトーンの夏 (松永夏代子)

夏:みんなも一緒に

(合唱)

♪パジャマ・じゃまだ(成清加奈子)

加:[曲中で]みんないくよ〜! さん、はい!(ぱっぱっぱじゃまじゃまーだ、じゃま〜だ!)

♪また逢えたっちゃ(うる星やつらオールスターズ)

[ステージに声優さんが勢揃いする。イベントもいよいよ最後のクライマックスに突入だ。

10周年記念ソング「また逢えたっちゃ!」。声優さんのかけあいで始まり、合唱パートになって歌手たちが加わる。

ゲスト全員のコーラス。手拍子をたたいていた観客は、我を忘れてコーラスに自分の声を重ねていた。いつの間にかその場にいるほとんどすべての人間が「また逢えたっちゃ!」を唱和していた。声のかぎり叫ぶファンの海。波打つペンライト…。

そして終曲。別れを惜しむ手拍子が一斉に沸き起こった。安西さんと小林さんの演奏するメランコリックなBGMにのって、アンコールは一段と加速する。

エンディング

そしてゲスト、歌手全員の再登場。フィナーレがやって来た。

♪ア・リ・ガ・ト!(うる星やつらオールスターズ)

♪宇宙は大ヘンだ!(うる星やつらオールスターズ)

ゲストもファンも皆、「これが最後」と心のどこかで思っていたのかもしれない。アンコールの「ア・リ・ガ・ト!」、及び「宇宙は大ヘンだ!」の大合唱での陶酔ぶりはどうだろう。この日の光景を脳裏に焼き付けようと必死だったに違いない。

たった1つだけの会場。たった1回きりの公演。内に秘められた八千の青白い炎が、武道館という一点に集約し、爆発し、そして…

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )