うる星やつらファンの集い

概略

通称
「最初のイベント」
内容
「ニャオンの恐怖」先行試写、「オンリーユー」製作発表、コスプレショー、アフレコ再現。
ゲスト
高橋留美子、中野まき子、斉藤邦子、田中喜一、O島(仮名)、平野文、古川登志夫、杉山佳寿子、鷲尾真知子、神谷明、永井一郎、緒方賢一、佐久間なつみ、松谷祐子、ヘレン笹野、ヴァージンVS、多賀英典、落合茂一、布川ゆうじ、今春智子、押井守。
公演
  • 1982年09月18日(土)#1回:東京:千代田公会堂

レポート

さて、ファンの集いの開催を知ったのは週刊少年サンデー誌上であった。「土曜日っていったら学校があるなぁ」と思いつつも申し込んだ。しばらくしてピンク色の招待ハガキが郵送されて来た。招待ハガキに記されたジャリテンの「あいかわらずケイハクなやっちゃ」という台詞が妙に頭に残っている。

後で知ったところによると競争率10倍の狭き門だったという。

いよいよ当日だ。良い席を確保する為に学校を早退し千代田公会堂に向かった。開場時刻を待つのが長かった。入場するときに料金500円を払い、ペーパーバッグ(黒又は青)をもらう。私は二階席最前列に座った。ちなみに、総参加者数は約850名、最も早い人は前日の21時から並んでいたそうな。

公演は「ラムのラブソング」から始まった。手拍子が千代田公会堂に鳴り響く。続いて、平野文さん、古川登志夫さん、杉山佳寿子さん、鷲尾真知子さん、永井一郎さん、神谷明さん、緒方賢一さん、及び佐久間なつみさんと声優陣が勢揃い。コールが飛び交い百家争鳴となる。最初に声優さん達を見たときには「あまり似てないな」と思ったが、続けて行われたアフレコ風景再現で奇妙に納得。名セリフや迷セリフがポンポン出て来る。島津冴子さんが来れなかったことは残念であるが、声のメッセージが届いたので満足するとしよう。

高橋留美子先生らの登場で場内はさらに盛り上がる。神々しい御姿を想像していた私「まるで普通の人だな」と少々残念に思ったことを告白せねばなるまい。高橋留美子先生の御言葉は玉音放送の如く胸に響き、今でもその感動は思い出すことができる。ファンから贈られたというプラモ人形や博多人形が披露された。

映画製作発表会では、多賀英典さん、落合茂一さん、今春智子さん、布川ゆうじさん及び押井守さんの挨拶が行われた。キャラクター及び主題歌の発表に場内が沸く。どんな映画が完成するのか胸を躍らせた覚えがある。

続いて、有志によるコスチュームショーが行われたが、二次元のキャラクターを三次元にするのはやはり無理があると、少々の嫌悪感を覚えた。そしてレコードジャケット原画紹介、ヴァージンVSの「星空サイクリング」の発表、「ニャオンの恐怖」先行試写と続いた。そして、最後はミニコンサート。松谷祐子さんやヘレン笹野さんらの熱唱に場内は沸騰し、アンコールを経て大盛況のうちにイベントの幕は閉じられた。予定終了時間を一時間以上もオーバーしてた。

イベント終了後、いまだに興奮さめやらぬ会場にはオンリーユー主題歌がBGMとして流れていた。私は感動を覚えつつ会場を後にした。

Satoshi ARAI ( arai@rumic.gr.jp )